SNSをやめた

やめたら今度は吐き出すところがなくなった。自分のためにしかならない備忘録

SNSをやめて1週間


辞めてから物欲が減った


…多分誰かの購入品を見ることもなくなったし、オシャレなディナーの写真を見ることも、どこのクリスマスコフレを買ったかも見ることがなくなったからだ。欲しくて魅力的な必要のないものの広告も目に入ることがなくなったからだと思う。なんであんなに毎日他人のものが羨ましかったんだろう。


辞めてから本を読む時間が増えた


…移動時間ついついTwitterを開くことがなくなったから。もうついついスマホの画面を点けてアプリを開きそうになって「あ、消したんだった」となる癖もなくなった。


辞めてから他人がどうでも良くなった


…誤解を招く言い方かもしれないけど自分の力の及ばないような、どうもしようのない他人の悩みや愚痴にいちいち考えを巡らせたりすることがなくなった分本当に大切にしたい人の悩みだけを聞き取れるように頭のスペースが整理されたようなかんじ。



辞めてからコーヒーが趣味になった


…ずっとTwitterを見たりリプを飛ばしながら適当に入れたコーヒーよりも、丁寧にハンドドリップしたコーヒーは素人でも分かるぐらい味が美味しく激変することを知ってしまった。豆を挽くのも楽しいし、音を聞くのも楽しい。手に伝わってくるゴリゴリも気持ちいい。モコモコと盛り上がってくるのもおもしろい。



辞めてから自分で自分を褒めるようになった


…掃除した報告、何を食べたかの報告、どこに行ったかの報告、誰かと会った報告。自分は報告してた。報告は誰かに対して行うもので反応を得るものだ。呟きではない。私は呟いてなかった。報告していたのだ。好意的な反応が欲しかった自分を捨てて、本当の意味で自分を自己満足できるようになり始めた気がする。



辞めてから数日間は、夕食後のリラックスタイムに夫が目の前でスマホゲームをしている時、ふと暇でTwitterを開きたくなったりした。(もう消していたからひらけないのだけど)手持ち無沙汰で、ぼーっと何もしない(できない?)時もあった。

やっぱり再インストールしようか…

ふと思ったりもした。

ドラクエのリセマラに夢中の夫は話半分だから。


でもそこでまた、ふと思った。

Twitterあっても暇やん、と。


そうしたら、インストールしたい気持ちがびっくりするほどあっさり無くなった。人気の無い荒廃した団地街を歩いてガランとした気持ちになるぐらい不気味なほどスッキリあっさりした。



夫がゲームをしている間、私もゲームをすることにした。

大好きだったはずのゲームが大人になってからなぜ出来なくなったんだろう?と思っていたけれど、SNSが時間を食ってしまっていただけだった。


お互いゲームのキリが良くなれば自然発生的に会話が弾むのだから夫婦は不思議。


「私Twitterやめてん」


「そうか」


「報告したかっただけ」


「うん」


夫の「そうか」には「yakoがそれでいいならいいんでしょうね」が含まれてるのを知ってるので、私はこれで納得出来る。


辞めてから夫婦関係に特に変化はないけど、私の心持ちは良い方に変わったかも?