雨が上がって
昔、晴れたらいいね という番組があった。
私はお天気の日が大好き。
冬、窓からじわーっと太陽が部屋の中を明るく照らしてくれるとホッとするし、その日差しを背中や肩や、身体のどこかで浴びてポカポカ暖まると幸せになれる。
今朝は昨晩からの雨がまだ降り続いていて、出かける頃には止んだけれどもまだ太陽は隠れたままだった。
本当に心細かったし、起きた気がしなかった。
太陽が出ていないと夜が明けた心地がしなくて。
私の好きな人は、皆雨が好きだという。(夫はちがうようだが)
江國香織さんは、雨が降ったら雨を見に行くほど雨がお好きだとエッセイに書いてあった。
雨の匂いや音が好きなのはなんとなく分かる気がするので、私も雨を好きになろうとしたことがある。雨を好きになれるかも、という気持ちと、雨の日が好きだと言えることになんとなく格好良さを感じて、自称雨好きになろうと試みたことがあった。
でもどうしてもお日様を見られないと私は安心できなかった。
雨が降れば早く止まないかなと思うし、雨が上がってまだ厚い灰色の雲が空を覆うそのほんの隙間から青空が見えた時心が笑顔になるのを感じる。
やっぱり私は雨好きには成れない。
北欧圏の冬は日照時間が少なすぎるために、ビタミンDの生成が困難でサプリメントを摂取することが多いそう。日本でも北と南で日照時間の長短にかなり差があるのだそうで。
私は太陽がないと落ち込んでしまうし、日光を浴びてさえいればどんなに落ち込むことがあってもまた前を向いて行けるような気持ちになれるから、北国には住めないだろうなと思う。
今朝、上手くいかないことがあって落ち込んでいたのだけど、マクドナルドで大きな窓からいっぱいのお日様の暖かさを感じて少し書き出す元気が出たところ。
「お昼もがんばろうね」
夫と毎日交わすLINE。
この後の一日もお日様が暖かだといいな
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